今回は実際に8か月で偏差値を37.8から60まで上げたときに使った参考書とその参考書の使い方を紹介します。
僕は偏差値46の学校に通っていて高校三年生の6月時点で現代文の偏差値が37.8でした。そこから武田塾で使われている参考書ルートで毎日評論、小説を読み続け、2024年の共通テストで83点を取ることができました。今回はその時に使った参考書ルートの中で正直なくてもよかったものは抜粋して皆さんに偏差値60までに使った参考書を紹介したいと思います。
現代文キーワード読解
この参考書では現代文の頻出キーワードをテーマ別に解説してくれます。なので自分が目指す大学が入試で出しやすいテーマの傾向を重点的に勉強することなどもできます。図解やイラストがついているので、理解できない場合は視覚的に理解することができます。また、小説の中によく登場する語、大学受験の語彙問題として問われそうなもの、意味を誤用しやすいものなどが載っているので評論、小説のどちらにも使っていただけます。
使い方
使い方は英語の単語帳の使い方で大丈夫です。単語を一個一個覚えるまで復習していきましょう。現代文も英語と一緒で単語がわからないとできません。「日本語なら単語なんて勉強しなくて大丈夫でしょ」と思うかもしれませんが以外にわからない単語があったり、意味を間違って覚えていることがよくあります。語彙力を高めることは現代文にとって非常に重要なので毎日コツコツやっていきましょう。
漢字マスター1800
次は漢字マスター1800です。この参考書では最新の入試データを分析し、入試に必要な漢字問題約1800題を精選しています。すべての問題に語句の意味がついているので学習効率が上がります。チェックシートもついているので学力に応じた様々な使い方ができます。この参考書を完璧にすれば共通テストの現代文で困ることはないと思います。
使い方
これも使い方は英語の単語帳と変わりません。ですが自分が目指す大学で漢字の書き取り問題がある方はノートに書くなどして対策してみてください。この参考書も現代文を解くうえでは非常に重要です。漢字の問題は軽視されやすいですが共通テストでも馬鹿にならない点数です。その数点で合格が左右せれることは多々あります。漢字問題は絶対に落とさないようにこの参考書を極めましょう。また、この参考書をやることによって語彙力も上がります。自分は漢字の参考書をやる前は漢字は数点しか配点がないのに覚えるのにはたくさんお時間がかかるのであきらめようとしていましたがいざやってみると漢字の点数の取りこぼしはなくなり、語彙力はとても上がるので評論や小説が驚くほどすらすら頭に入っていくようになります。この参考書をやるのとやらないのではおそらく20点近く変わると思うので毎日コツコツやっていきましょう。
田村の優しく語る現代文
三冊目は田村の優しく語る現代文です。この参考書は現代文の読解の一冊目の参考書にぴったりだと思います。この参考書では接続詞や助詞を細かく解説してくれます。一章ではルール的なことが解説されていて二章で演習がついています。この参考書では一章で説明されたことを二章で何回も繰り返して頭に叩き込むことができます。演習問題は7問ついていてとても凝縮された参考書になっています。
使い方
一章で書いてあること何回も見直して田村先生が言っていることを正しく理解しましょう。それから二章に進み、問題を解いた後は田村先生の解説と本文を照らし合わせて文を理解していきましょう。問題を解いて終わりではなく文を理解しなぜ自分はこの問題で間違えたかを理解できるようにしましょう。
新・現代文レベル別問題集1
この参考書では分の横に脳内活動というものがついており、現代文が得意な人が文章を読むときにどんなことを考えているのかが書かれています。現代文が苦手な人でもどういう風に脳を使って答えを導くかを丁寧に教えてくれます。
使い方
使い方は田村の優しく語る現代文とあまり変わりません。参考書に書いてある読み方を正しくくみ取りその答えを選んだ根拠を正しく答えることができるまで練習しましょう。この参考書は田村の優しく語る現代文と一緒でインプットするための参考書です。ここで現代文の読み方を固めましょう。
船口のゼロから読み解く最強の現代文
この参考書では文章の構造をとても大切にしています。「具体と抽象」や「対比」など、武運賞の構造が一目でわかるように図解しているので、倫理的な読解の助けになります。なので、なんとなく答えていた問題がこの参考書を使うことによって答えの根拠まで理解することができるようになります。
使い方
船口先生の解説にあるように文章の構造に意識して読むようにしましょう。なんとなく文章を問いてしまうと力がつきません。我流の読み方はいったん捨ててみて解説どうりの読み方をやっていきましょう。
入試現代文へのアクセス
この参考書は河合宿出版の現代文の参考書で解説は詳しく書かれており、予備知識の解説、解答に至るまでの経緯がとても評価されています。発展編、完成編がありますが焦らず基本編からやっていくのが一番力がつくと思います。
使い方
使い方は他の参考書と変わりません。なぜその問題がその答えになるかをわかるまで解説を読んでください。
きめる!共通テスト現代文
この参考書では共通テストだけではなくすべての現代文の問題で使える読み方・解き方が載っています。この参考書でも船口先生が重視する文章全体のとらえ方を学ぶことができます。先ほど紹介したゼロから読み解く最強の現代文の続編だと思って取り組んでください。
使い方
ほかの参考書と使い方はあまり変わりません。船口先生が重要視する分全体の構造を意識しながら読み解いていきましょう。
新・現代文レベル別問題集2
この参考書はさっき紹介した新・レベル別問題集1よりも文章の難易度が上がっていきます。新・レベル別問題集1でもあった脳内活動も載っているので1で練習した脳内活動をもう一回思い出してやっていきましょう。
使い方
この参考書では今までにやってきた参考書で培ったやり方を最大限駆使して問題を解いていきましょう。参考書中に乗っている脳内活動を自分の頭の中でできているかを確認しながらやっていきましょう。
まとめ
最後までご視聴いただきありがとうございます。これらの参考書は初心者向けや苦手な人向けの参考書が多いですが、これらの参考書で毎日コツコツ勉強し、極めて行けば必ず偏差値60には届くと思います。これはどの参考書にも言えることだと思うので自分でこれだ!と思う参考書があったらそれを極めるまで毎日コツコツやっていきましょう。皆さんの受験がいい方向に行くことをこころから祈っています。ご視聴ありがとうございました。
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